日本の製薬会社、田辺三菱製薬。あなたはどれだけ知っていますか? 創業から合併、そして現在に至るまで、様々な歴史と展開を秘めた田辺三菱製薬について、3択クイズに挑戦してみましょう!
田辺三菱製薬の前身である田辺製薬は、いつ創業しましたか?
田辺製薬の創業は江戸時代!
田辺三菱製薬の前身である田辺製薬は、1678年(延宝6年)に初代田邊屋五兵衛が大阪・土佐堀田邊屋橋(現在の常安橋)南詰に薬種問屋「田邊屋振出薬」(通称・たなべや薬)を創業したのが始まりです。その後、1933年(昭和8年)12月13日に株式会社に改組され、株式会社田邊五兵衛商店が設立されました。その後、1943年(昭和18年)8月に社名を田邊製薬株式会社に変更しました。
田辺三菱製薬は、どのグループに属していますか?
田辺三菱製薬は三菱ケミカルグループの一員!
田辺三菱製薬は、三菱ケミカルグループの完全子会社です。2007年(平成19年)10月1日に、田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併し、田辺三菱製薬株式会社が発足しました。三菱ウェルファーマは、三菱ケミカルグループの傘下にあった製薬会社でした。
田辺三菱製薬の代表的な一般用医薬品といえば?
田辺三菱製薬の看板商品!
田辺三菱製薬の代表的な一般用医薬品は、フルコートfとアスパラドリンクです。フルコートfは、皮膚疾患治療薬として長年愛されている商品です。アスパラドリンクは、滋養強壮ドリンク剤として有名です。サロメチールは、かつて田辺製薬が販売していた鎮痛消炎剤ですが、現在は佐藤製薬が販売しています。
田辺三菱製薬は、かつてどんなスポーツチームを保有していましたか?
田辺三菱製薬のスポーツ史!
田辺三菱製薬は、かつてサッカー部と野球部を保有していました。サッカー部は、1927年(昭和2年)に創部され、2019年(平成31年/令和元年)まで活動していました。野球部は、1973年(昭和48年)に創部され、1991年(平成3年)に解散しました。
田辺三菱製薬が、過去に大きな問題となった不祥事は何ですか?
田辺三菱製薬の不祥事!
田辺三菱製薬は、過去に薬害エイズ事件とデータ改ざんという大きな問題を抱えていました。薬害エイズ事件は、田辺三菱製薬の前身であるミドリ十字が、C型肝炎ウイルスに汚染された血液製剤を製造・販売したことで発生しました。データ改ざんは、田辺三菱製薬の子会社であるバイファが、人血清アルブミン製剤「メドウェイ注」の承認申請の際に、データ改ざんを行っていたことが発覚しました。薬価カルテルは、複数の製薬会社が価格を不正に操作していた事件で、田辺三菱製薬は直接関係していません。