「星のカービィ」でお馴染みのゲーム会社、HAL研究所。実は数々の名作を生み出してきた老舗のゲーム開発会社なんです。あなたはHAL研究所のことをどれくらい知っていますか？ ぜひ挑戦してみてください！
HAL研究所はいつ設立されましたか？
HAL研究所の設立は1980年！
HAL研究所は1980年2月21日に設立されました。創業者は岩田聡氏ら当時大学生だったパソコンマニアたちで、秋葉原のマンションの一室からスタートしました。
当初はパソコン周辺機器の開発が中心でしたが、1984年に任天堂のファミリーコンピュータ向けソフト『ピンボール』を発売し、ゲーム開発会社としての道を歩み始めました。
HAL研究所の代表的なゲームソフトといえば？
星のカービィはHAL研究所の代表作！
HAL研究所は、1992年にゲームボーイ向けソフト『星のカービィ』を発売して以来、星のカービィシリーズを看板タイトルとして展開しています。
愛らしいキャラクターと中毒性のあるゲーム性は、世界中で多くのファンを獲得し、ゲーム史に名を刻む人気シリーズとなりました。
HAL研究所は過去にどんな事業を行っていましたか？
HAL研究所はパソコン周辺機器の開発から始まった！
HAL研究所は創業当初、パソコン周辺機器の開発を主な事業としていました。
特に、パソコンの画像表示とサウンド能力を向上させるユニット『PCGシリーズ』はヒット商品となり、当時のパソコンユーザーから高い評価を得ました。
その後、ゲームソフト開発に注力するため、パソコン関連製品事業は別会社に譲渡されました。
HAL研究所の社名の由来は？
HAL研究所の社名はSF映画から！
HAL研究所の社名は、有名なSF映画『2001年宇宙の旅』に登場するコンピュータ「HAL 9000」に由来しています。
当時のコンピュータ業界のトップ企業だったIBM（International Business Machines）の社名「IBM」を1文字ずつ前にずらして「HAL」としたことで、「IBMの一歩先を行く」という意気込みが込められていると言われています。
HAL研究所は過去に倒産したことがありますか？
HAL研究所は再建を果たした！
HAL研究所は1992年に、資金繰りの悪化とゲームソフトの売上げ不振により倒産しました。
しかし、HAL研究所のソフト開発力を評価していた任天堂は、岩田聡氏を社長として再建を支援し、1993年にHAL研究所は再スタートを切りました。
その後、『星のカービィ』シリーズなどのヒット作を生み出し、安定した経営基盤を築いています。
HAL研究所のロゴマークは？
HAL研究所のロゴマークは「犬たまご」！
HAL研究所のロゴマークは、犬が卵を暖めている様子を表しており、「犬たまご」と呼ばれています。
このロゴマークは1999年に考案され、コピーライターの糸井重里氏と当時のHAL研究所社長である谷村正仁氏がデザインしました。
「思いがけない組み合わせから新しいモノを生み出す」「新しいアイデアや楽しいことを大切に暖める」という気持ちが込められています。
HAL研究所は現在、どんな事業を行っていますか？
HAL研究所はゲーム開発以外にも挑戦中！
HAL研究所は現在、任天堂のゲームソフト開発を主軸に事業を行っています。
近年では、スマートフォン向けのゲームアプリ開発にも力を入れており、2017年には新ブランド「HAL Egg」を立ち上げました。
HAL研究所は今後も、新しい技術とアイデアを取り入れながら、魅力的なゲームを開発し続けていくでしょう。
HAL研究所は、任天堂とどんな関係ですか？
HAL研究所は任天堂と深い関係！
HAL研究所は、任天堂のセカンドパーティーと呼ばれる関係にあります。
セカンドパーティーとは、任天堂のゲーム機向けソフトを開発・販売する会社のことです。HAL研究所は、任天堂と緊密な関係を築き、数々のヒット作を生み出してきました。
HAL研究所はどんな企業理念を掲げていますか？
HAL研究所の企業理念は「Happy」！
HAL研究所の企業理念は、「モノづくりを通じて お客さんと社員が共にHappyになる」です。
顧客の幸せが企業の幸せであり、顧客にとって心に残る製品を継続的に生み出すことで双方の幸せな関係を維持することを目指しています。