ハッスルは、従来のプロレスとは一線を画したファイティング・オペラと位置付けられる新しいスタイルの興行として始まったプロレス団体です。その独特なルールや演出、個性的なキャラクター、そして記憶に残る名場面の数々…あなたは何個答えられますか?
ハッスルを旗揚げした団体は、PRIDEを主催したドリームステージエンターテインメントと、もう1つの団体との共同だった。そのもう1つの団体は?
ハッスルの始まり
ハッスルは、PRIDEを主催していたドリームステージエンターテインメントと、プロレスリングZERO-ONEが手を組み、新しいスタイルの興行として始まりました。2004年1月4日、さいたまスーパーアリーナで旗揚げ戦を開催。メインイベントの小川直也対ビル・ゴールドバーグ戦が話題を呼びました。
ハッスルは、どんな独特なスタイルで人気を集めましたか?
ハッスルのエンターテイメント性
ハッスルは、従来のプロレス団体とは異なり、派手な演出とストーリー重視のファイティング・オペラというスタイルを確立しました。試合中に怪しげな音楽が流れる中試合をしたり、歌唱力を競い観客にジャッジを求めたり、フードファイターとプロレスラーが大食い対決をするなど、バラエティに富んだ演出が特徴でした。
ハッスルで活躍した選手の中で、狂言師として有名なのは誰?
芸能人の参戦
ハッスルは、プロレスラーだけでなく、芸能人や著名人を積極的に起用していました。特に、2005年11月3日に横浜アリーナで開催された「ハッスル・マニア2005」では、狂言師の和泉元彌が参戦し、話題を呼びました。
ハッスルで最も人気があった、小川直也率いるチームの名前は?
ハッスル軍と高田モンスター軍の抗争
ハッスルでは、キャプテン・ハッスルとして小川直也が率いるハッスル軍と、高田総統が率いる高田モンスター軍との抗争がストーリーの中心でした。
ハッスルで使用された、観客が判定に参加するシステムの名前は?
観客参加型システム
ハッスルでは、観客も試合に直接参加できるシステムがありました。観客ジャッジシステムでは、観客が試合の勝敗やパフォーマンスを判定するなど、一体感を生み出していました。
ハッスルポーズは、誰が考案した?
ハッスルポーズの誕生
ハッスル軍の選手が、試合後に気勢を上げるために行うポーズ、それがハッスルポーズです。腰の辺りで両腕を構え、「スリー、ツー、ワン」のカウントダウンの後、「ハッスル!ハッスル!」と発声しながら、ウォー・クライのポーズで二度、両腕を力いっぱい引くと同時に腰を突き出すポーズです。橋本真也が没した後は、HG考案の「ハッスル!ハッスル!フォー!」と足を4の字に組むなど、HGの得意ネタである「フォー!」のポーズで締めることが多くなりました。
ハッスルは、2010年に新団体『ハッスルMAN'Sワールド』を設立した。その後、ハッスルMAN'Sワールドはどのように展開していった?
ハッスルMAN'Sワールドのその後
ハッスルMAN'Sワールドは、坂田亘を代表に、2010年7月に設立されました。しかし、ハッスルエンターテインメントは事実上休眠会社となり、ハッスルMAN'Sワールドは小規模な団体として活動を続けました。その後は、プロレスリングZERO1との協力関係を強化し、試合提供などを中心に行い、2012年に活動を終えました。